苦しみの中で出あった野草のおかけで回復に。
私は小さいころから病気やケガをすると、母が切り傷や風邪のお手当てに、身近に生えている草を使って草の薬をつくってくれました。
20代、30代に苦しんだリウマチが治ったのも野草のおかげです。きっかけは小さなハコベでした。
雪の重みに耐えている姿を見つけたとき「こんな健気にがんばってたの」と涙が出るほど励まされ、また「私ってなんて弱い人間なんだろう」と気づくことができました。そこから闘病が始まったのです。
楽しかったですよ。色んな草を発見するのは。それこそ 40年前「草で病気を治そう」なんて考える人が誰もいなかったので「頭のおかしい人」と私は思われていました(笑)。
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ナチュラルスタイル創刊号(2007年4月発売)
の巻頭特集より転載
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